彼身此身かのみこのみ)” の例文
ただ、大きな生死のなみに持って行かれようとしている彼身此身かのみこのみの、ひとつ魂にふと戦慄の眼をふさぐだけだった。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)