“弥生子”の読み方と例文
旧字:彌生子
読み方割合
やよいこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
賢三郎は、前田弥平氏の長女弥生子やよいこと婚約をしたころの賢三郎ではなくなっていた。婚約当時の賢三郎といまの賢三郎とは、全然別個の人間であった。彼はそして、弥生子との婚約を悔いてさえいた。
仮装観桜会 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)