式部大夫しきぶのたゆう)” の例文
ただ、幼時のうろ覚えには、その足利式部大夫しきぶのたゆう家時は、弘安十年、まだ三十五の若さを、この御霊屋で、腹を切って死んだとか。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)