廏側きゅうそく)” の例文
覚めて後、深くこれを考うるに、その秋水の閃々たるは、前々日、古物商の買い出しに来たるあり。戸を破りたるは、前日ある家に遊びしに、その家の馬逸して、廏側きゅうそくの朽ち板を破りたるあり。
妖怪報告 (新字新仮名) / 井上円了(著)