そのためにゆくゆくは他の王族同様帝国候補生隊インペリアルカデットコープスへ進まるべき父王マハラージャや英国政庁辺の意向に逆らって、断然ヴィルプール本国へ引きこもっておしまいになったということ。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)