左肺部さはいぶ)” の例文
しかも、死体が水中で発見されたにも拘らず、水を呑んだ形跡はなく、致命傷は背中の左肺部さはいぶに受けた、鋭い刃物の突傷であった。
陰獣 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)