岩松吉致いわまつよしむね)” の例文
岩松吉致いわまつよしむねや隠岐の一党はみな、元の海ばらへ返ってゆき、帝は駒に召され、妃の二人は、板輿にかれて、前後を黒々まもられながら
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
密使の岩松吉致いわまつよしむねは、その晩、帝座に召されておそくまでさまざまな下問にこたえていた。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)