小高坂こだかさ)” の例文
それと共に親実の小高坂こだかさの邸や木塚村の墓所には、怪しい火が燃えたり、弾丸のような火の玉が飛んで、それに当った人は即死する者もあれば、病気になる者もあった。
八人みさきの話 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
当時吉良親実は小高坂こだかさ——今の県立師範学校の裏手——に住んでいた。彼はその日限り、元親の前へ出仕することを止められた。久武内蔵助が仁淀川の復讐をする時節が来た。
八人みさきの話 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)