“寿満”の読み方と例文
読み方割合
すま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから、数分の後、整然と、現場をすてた仲仕たちを乗せて、大伝馬船は、寿満すま丸の舷側を離れた。深夜の黒い波を切って、若松側の岸壁に向かって、漕ぎ進んだ。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)