それから富士谷成章ふじたになりあきらもやはりそう考えておったのでありまして、本居宣長の時代になりますと、古代には、後に至って失われた発音の区別があったのであって
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)