“奈良屋（ならや）” の例文

町年寄の奈良屋（ならや）右衞門、朱座（あかざ）の淀屋（よどや）甚太夫、銀座の小南利兵衞、油屋の大好庵（だいかうあん）、米屋の桑名屋（くはなや）、紙屋の西村、佛師の大内藏——皆んな公儀御用の家ばかりだ

銭形平次捕物控：157 娘の役目 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)

店の小僧達——よく朋輩（はうばい）の事を知つて居るのに聽くと、梅吉は奈良屋（ならや）の身代を乘つ取るために、伜の幾太郎を勘當させて、娘のお榮を手に入れることに熱中して居た證據が

銭形平次捕物控：107 梅吉殺し (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)

三河町の奈良屋（ならや）三郎兵衛っていうと、親分も知っている通り、公儀の御用を

銭形平次捕物控：107 梅吉殺し (新字新仮名) ／ 野村胡堂(著)

“奈良屋”の解説

奈良屋（ならや）は、神奈川県足柄下郡箱根町の宮ノ下温泉にあった旅館である。1700年代創業とされる老舗で、明治期には富士屋ホテルとともに外国人にも知られた箱根を代表する旅館の一つであった。2001年5月20日（日曜日）に廃業した。
(出典:Wikipedia)

奈	常用漢字 小４ 部首:⼤ 8画
良	常用漢字 小４ 部首:⾉ 7画
屋	常用漢字 小３ 部首:⼫ 9画