奇特家きどくか)” の例文
幸にして主人のように吾輩の毛をややともすると逆さにでたがる旋毛曲つむじまがりの奇特家きどくかがおったから、かかる狂言も拝見が出来たのであろう。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)