“天王寺鴉”の読み方と例文
読み方割合
てんのうじがらす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
森にはよくいう天王寺鴉てんのうじがらすが何万となく棲息していて、朝夕わいわい暮らしている散所民の屋根と、その原始的な生態を競ッているような騒々しさであった。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)