それは小杉二郎こすぎじろうという、ことし十四歳になる天才探偵児てんさいたんていじであって、この少年がいるために、蜂矢はずいぶんあぶない羽目から助かったり、難事件をとくカギをひろってもらったりしている。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)