天使あんぢよ)” の例文
時折闇をかい破る稲妻の光に見てあれば、浪は一面に湧き立ち返つて、宙に舞上る水煙も、さながら無数の天使あんぢよたちが雪の翼をはためかいて、飛びしきるかとも思ふばかりぢや。
きりしとほろ上人伝 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)