ねがわくは、ある大妖術者だいようじゅつしゃが出現して、社会の幹から、天才の手に触れて始めて鳴り渡る弦をそなえた大琴を作らんことを祈る。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)