大嘗オホムベ)” の例文
それでこの皇后が紀伊国に大嘗オホムベに使ふ、柏の葉をとりに行つた帰りに宮中に新しい女性を召されたといふことを聞いて怒つて、そのまゝ今の淀川を遡つて、山城に入つて
真間・蘆屋の昔がたり (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
採り物・韓神についであつた大嘗オホムベ歌即、大嘗会に召された短歌形式以外の物の多かつた一類が、大小前張として、神楽自体の中にも、既に大きな区画を作つて居たのである。