大反跳おおはずみ)” の例文
仕出し同然の端役はやくではあったが眼につく役だった。演りようによってはいくらでも儲けることの出来る役だった。いさんでかれは稽古に入った。一つ久しぶりにと大反跳おおはずみにかれははずんだ。
春泥 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)