夜郎自大やろうじだい)” の例文
それが夜郎自大やろうじだいでするような、衒気てらいげにも、高慢にも響かないで、いかにも尋常に出て来る。さながら、そう呼んで差支えないだけの家に生れた子が、そう呼んでいる通りの自然にしか響かないのです。
大菩薩峠:30 畜生谷の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)