“多有諸恐怖”の読み方と例文
読み方割合
たうしよきようふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
声はあやなき闇に迷ひて消ゆるが如くるが如く、空にかくれてまたふたゝび空より幽に出で来るごときを、吾が声ともひとの声ともおぼつかなく聴きつゝ、濁劫悪世中ぢよくごふあくせちゆう多有諸恐怖たうしよきようふ悪鬼入其身あくきにふごしん
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)