塩谷宕蔭しおのやとういん)” の例文
構内の官舎に住んでいた塩谷宕蔭しおのやとういんがその花香をよろこび、其書斎を名づけて千里香館と云ったことは其文集に見えている。
木犀の花 (新字新仮名) / 永井荷風(著)