埠頭場ふとうば)” の例文
「桟橋に別れを惜む月夜かな」と直した。この時は神戸の景色であった。どうも落ちつかぬ。横浜のイギリス埠頭場ふとうばへ持って来て、洋行を送る処にして見た。やはり落ちつかぬ。
句合の月 (新字新仮名) / 正岡子規(著)