地黄煎じおうせん)” の例文
起りは地黄煎じおうせん、すなわち地黄という苦い薬を煎じたのに、水飴を混じて飲みやすくしたものの名であったという(浮世鏡三)。地黄は薬と言おうよりもむしろ強壮剤であった。
食料名彙 (新字新仮名) / 柳田国男(著)