“嘕然”の読み方と例文
読み方割合
につこり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
捨三が入つて行くと、栄子はまだ寝てゐたが、机の前の羽二重友禅の蒲団へ来て坐る彼を見て、嘕然につこりして白い手を差伸べた。
質物 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)