“哈利発”の読み方と例文
読み方割合
ハリハ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
哈利発ハリハオマルの派遣したアムル・イブン・エル・アジという猛将が攻め込んで来て、バビロンの城砦を陥れ、エル・フスタト(フォスタト)と呼ばれる都市を作った。
七重文化の都市 (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)
十世紀に入っては更にギリシア系の哈利発ハリハムイズの代官ガウハル将軍が宏大な城廓を築いて市街を整頓し、モスクを建て列ね、町の名をもマスル・エル・カヒラと改めた。
七重文化の都市 (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)
その取引がすんで、私たちはまだ見なければならないものがたくさん残っていたので——哈利発ハリハの墓、マメリュクスの墓、等、等——急いでアブ・サルガを辞した。私が最後に出た。
処女の木とアブ・サルガ (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)