味氣あぢけ)” の例文
新字:味気
誰一人趣味を解する者なき片田舍の味氣あぢけない事、さうしてる間に豫々愛讀してゐる朝日新聞の歌壇の設けられたので空谷の跫音と思つたといふ事、近頃は新聞が着くと先づ第一に歌壇を見るといふ事
歌のいろ/\ (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)