召食メシアガ)” の例文
かうして、諸国から差し上げた稲穂を、天子様は、御自分で召食メシアガらぬ先に、上のかたで居られる処の伊勢の大神に奉られる。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
なめるといふ事には、召食メシアガるの意味はない。日本紀の古い註を見ると、にはなひといふ事が見えて居る。万葉集にも、にふなみといふ言葉があり、其他にへなみと書かれた処もある。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)