“口腔外科（こうこうげか）” の例文

やがて近処の医者が呼ばれて来たが、その診察によると老婆の病（やまい）は歯根骨膜炎（しこんこつまくえん）といって、口腔外科（こうこうげか）の医者に手術をしてもらわなければならないという事であった。

ひかげの花 (新字新仮名) ／ 永井荷風(著)

“口腔外科”の意味

《名詞》

臨床医学の一分野で、口腔の奇形（口蓋裂など）や腫瘍、けが、疾患を治療するもの。
(出典:Wiktionary)

“口腔外科”の解説

口腔外科（こうくうげか、en: oral surgery）とは、齲蝕や歯周病の治療を除く顎口腔領域の外科的処置を中心として、その疾病の口腔領域内医科的処置以外全般を扱う診療科である。
医歯2元論の日本においては歯科医業の一分野であり、口腔外科に従事する者はその殆どが歯科医師である。これは、咬合などの顎口腔機能が歯科と密接に関わっているためである。フランス・ドイツにおいては医師及び歯科医師のダブルライセンスが必要条件となり、米国でも両資格(ディグリー)を取得する流れとなりつつあるが、日本においてはダブルライセンスの者はごく少数でほとんどは歯科医師のシングルライセンスで行っているのが現状である。
(出典:Wikipedia)

口	常用漢字 小１ 部首:⼝ 3画
腔	漢検準1級 部首:⾁ 12画
外	常用漢字 小２ 部首:⼣ 5画
科	常用漢字 小２ 部首:⽲ 9画