升何汝賓しょうかじょひん)” の例文
明朝みんちょうの中期に升何汝賓しょうかじょひんが漢文で書いた西洋火攻神器説を読んで、早くから臼砲の諸元を知っていた。一尺二寸の口径にたいして、十五尺という砲身は必要以上に長すぎる。
ひどい煙 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)