十分一じゅうぶいち)” の例文
ある人は十銭をもって一円の十分一じゅうぶいちと解釈し、ある人は十銭をもって一銭の十倍と解釈すと。同じ言葉が人に依って高くも低くもなる。言葉を用いる人の見識次第である。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)