匹田ひきだ)” の例文
島木君は古典に親しむ者であつたから、わたくしがわざと匹田しつたと下町風の称呼で振仮名をしたのを、匹田ひきだと直したりなどした処もあつた。
本の装釘 (新字旧仮名) / 木下杢太郎(著)