出発しゅッたつ)” の例文
旧字:出發
吉里は小万の室へ行き、平田が今夜の八時三十分の汽車で出発しゅッたつしたことを聞いて、また西宮が持て余すほど泣いた。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)