“内丸”の読み方と例文
読み方割合
うちまる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幅廣き美しい内丸うちまる大逵おほどほり、師範學校側の巨鐘が、澄み切つた秋の大空の、無邊際な胸から搾り出す樣な大梵音をあげて午後の三時を報じた時、自分は恰度其鐘樓の下を西へ歩いて居た。
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)