全人的ぜんじんてき)” の例文
渠は自分の生々せい/\活動主義をその全人的ぜんじんてきな立脚地として、何をやつても、人間が人間の全心全力を盡して努力さへすればいいのだと考へ、報酬のすくない筆硯を投げうち
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)