偃蹇恣雎えんけんしき)” の例文
その顔を、あから顔を見れば、ことさらに作ッた偃蹇恣雎えんけんしき、無頓着な色を帯びていたうちにも、どこともなく得々としたところが見透かされて、憎かった。
あいびき (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)