倭文しづ)” の例文
手早く爐邊に置いたものは綾も珍らしき倭文しづ幡帶はたおび、手古奈は周章てた。餘りに突然な爲に、とみには兎角の分別がつかぬ。これを受けて終つては最早許したも同じではあるまいか。
古代之少女 (旧字旧仮名) / 伊藤左千夫(著)