“倉稲魂（うがのみたま）” の例文

されど私の考（かんがえ）では之は阿賀川であって、宇賀又は遠賀の川の意であったのが転じて阿賀となり赤となったもの、即ち倉稲魂（うがのみたま）神を祭った大社が傍にあった為の名に外ならない。

二、三の山名について (新字新仮名) ／ 木暮理太郎(著)

“倉稲魂（ウカノミタマ）”の解説

ウカノミタマは、日本神話に登場する女神。『古事記』では宇迦之御魂神（うかのみたまのかみ）、『日本書紀』では倉稲魂命（うかのみたまのみこと）と表記する。名前の「宇迦」は穀物・食物の意味で、穀物の神である。また「宇迦」は「ウケ」（食物）の古形で、特に稲霊を表し、「御」は「神秘・神聖」、「魂」は「霊」で、名義は「稲に宿る神秘な霊」と考えられる。記紀ともに性別が明確にわかるような記述はないが、古くから女神とされてきた。
伏見稲荷大社の主祭神であり、稲荷神（お稲荷さん）として広く信仰されている。ただし、稲荷主神としてウカノミタマの名前が文献に登場するのは室町時代以降のことである（後述）。伊勢神宮ではそれより早くから、御倉神（みくらのかみ）として祀られた。
(出典:Wikipedia)

倉	常用漢字 小４ 部首:⼈ 10画
稲	常用漢字 中学 部首:⽲ 14画
魂	常用漢字 中学 部首:⿁ 14画