佐必之佐サビシサ)” の例文
『遠き山せきも越え来ぬ今更に逢ふべきよしの無きが佐夫之佐サブシサ』といふ歌があつて、結句にサブシサの語があるが、この結句は、『一云。佐必之佐サビシサ』とあるから
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)