他時異日たじいじつ)” の例文
植村は中年で僧侶になったもの故、殊に目をかけて、我慢の角を矯め、且つ他時異日たじいじつの発展を期せんとて、痛く鉗鎚けんついを加えられたものと見える。それでこの長歎息ちょうたんそくがあったわけだ。
釈宗演師を語る (新字新仮名) / 鈴木大拙(著)