乾飯直カレヒテ)” の例文
糧米も持たずに歩くと云ったのも、後代の吾等の心を強く打つものである。糧米をカリテと訓むは、霊異記りょういき下巻に糧(可里弖)とあるによっても明かで、乾飯直カレヒテの義(攷證)だと云われている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)