乾葉巻ほしばまき)” の例文
荷駄の上から、一行李ひとこうりもある弁当が下ろされて、乾葉巻ほしばまきの飯が、一つ一つ渡されると、女郎たちは、思い思いにわかれてそれへむさぼりつく。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)