丹碧たんぺき)” の例文
信条的構造と見られる、建築の手法、細故さいこのテクニックにわたっての是非は知らず、楼門廻廊の直線と曲線が、あるいは並び下り、あるいは起き伏すうねりにつれて、丹碧たんぺき剥落はくらくしたりとはいえ
不尽の高根 (新字新仮名) / 小島烏水(著)