アドルフ・エルトンの『世界周遊記ライセ・ウム・ジェ・エルデ』(一八三八年版、二巻一三頁)に、シベリアの露人が、新年に試みる指環占の中、竜てふ名号をいう事あるにより、この占法うらかたは蒙古より来れりと断じた。