一時上司小剣かみつかさしょうけん氏がこのレコードを非常に愛されていたのを記憶している(もう十四、五年前のことだが)。
それで上司小剣かみつかさしょうけん氏は水準器を用意して常に機械を平らに置かれるというが、私は水準器を用意せぬまでも、せめてターンテーブルの歪みを放置するような無神経でありたくないと希望しておく。