“丁度々々”の読み方と例文
読み方割合
ちやうど/\100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あめりか物語」中最終の短篇にも書いた通り紐育ニユウヨオク湾頭の離島はなれじまよる小禽ことりが鳴く「六月のの夢」を見たのは、丁度々々ちやうど/\このやうな古びたペンキ塗りの水道も電灯もない田舎家の一室であつたのだ。
海洋の旅 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)