一越いちこち)” の例文
すぐれた名品の楽器なども、わざとらしくなく宮はお取り出しになって、参入者たちへ提供され、一越いちこち調で「桜人」の歌われるのをお聞きになった。
源氏物語:48 椎が本 (新字新仮名) / 紫式部(著)