一市間ひといちあひ)” の例文
一市間ひといちあひに一度か二度、同じやうなる人四、五人集まり来て、何事か話をなし、やがて何方いづかたへか出て行くなり。食物など外より持ち来たるを見れば町へも出ることならん。
遠野物語 (新字旧仮名) / 柳田国男(著)