一呼いっこ)” の例文
また山崎こそは単身で、あとを追いかけたようなものだが、甲府の地へ足を踏み入れた時は、勤番の武士は一呼いっこして皆、その味方になるべきはずである。
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)