タシは栄光、ルフンプーは塊、その意味はすなわち須弥山の一名で、寺の山が須弥山しゅみせんの形をしているので開山のゲンズン・ツブという人がこう名をけられたんです。その寺には三千三百人の僧侶が居る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)