“ヴィラ・トロワ・サンジュ”の漢字の書き方と例文
語句割合
三匹の小猿荘100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見る事聞くこととかく頓珍漢（とんちんかん）なことばかり、一口にいえば、やや神秘的とも幻想的ともいえる雰囲気（アトモスフェル）の中に、ただ夢に夢見る心持、昨夜も夕景から「三匹の小猿荘（ヴィラ・トロワ・サンジュ）」
ノンシャラン道中記：03 謝肉祭の支那服　――地中海避寒地の巻―― (新字新仮名) ／ 久生十蘭(著)
「呼び鈴なんかなかったよ、それに、標札には『三匹の小猿荘（ヴィラ・トロワ・サンジュ）』と彫ってあるんだけど……」
ノンシャラン道中記：03 謝肉祭の支那服　――地中海避寒地の巻―― (新字新仮名) ／ 久生十蘭(著)
しかし、その旅行券さえ「三匹の小猿荘（ヴィラ・トロワ・サンジュ）」の寝室の鞄の中にはいっているのである。
ノンシャラン道中記：03 謝肉祭の支那服　――地中海避寒地の巻―― (新字新仮名) ／ 久生十蘭(著)